研究者紹介
島津 美子
SHIMADZU Yoshiko
准教授
研究部情報資料研究系
Ph.D.(アムステルダム大学)(2015年2月取得)
専門分野:保存科学
主要研究課題:歴史資料の彩色技法材料の調査研究
所属学会:文化財保存修復学会, 国際文化財保存学会(IIC),国際博物館会議保存国際委員会(ICOM-CC)
学歴:金沢大学理学部卒(1999)
東京藝術大学大学院美術研究科文化財保存学専攻(システム保存学)修士課程修了(2001)
職歴
2001年 | 東京文化財研究所 修復技術部 研究補佐員 |
2004年 | オランダ文化遺産研究所(Instituut Collectie Nederland) プロジェクト研究員 |
2008年 | 独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所 特別研究員 |
2013年7月 | 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立歴史民俗博物館 研究部 助教 |
2018年 | 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立歴史民俗博物館 研究部 准教授 |
主要な業績
論文 | 「近世近代における群青と洋紅」(『国立歴史民俗博物館研究報告』第230集,pp.215-244, 2021年12月) |
論文 | 島津美子・岡田靖「近世・近代の木彫仏像に施された彩色の技法と色材」(『国立歴史民俗博物館研究報告』第230集,pp.135-167, 2021年12月) |
論文 | 研究ノート「幕末明治期の錦絵に用いられた色材調査─赤色,黄色,緑色について─」(『国立歴史民俗博物館研究報告』第200集,pp.83-96, 2016年1月) |
調査報告 | 「伊能図にみられる彩色材料と技法」(『〈稿本・大名家本〉伊能図研究図録』(平井松午・島津美子編),創元社,pp.323-330, 2022年3月) |
報告書 | Chemical and optical aspects of appearance changes in oil paintings from the 19th and early 20th century,Molart Reports 15. University of Amsterdam,02/2015. |
研究調査活動
※論文と研究業績についてはこちらをご覧ください
機構内共同研究
※◎歴博共同研究
科研費
- 基盤研究(C)「19世紀の日本における絵具素材の移り変わり」(課題番号: 21K00155)(2021-2023年度),研究代表者
- 基盤研究(B)「自然科学的調査手法を用いた黄檗様彫刻の国内受容と変容に関する総合的研究」(課題番号:19H01214)(2019-2021年度),研究分担者