研究者紹介
小倉 慈司
OGURA Shigeji
教授
研究推進センター長,研究部歴史研究系
博士(文学)(東京大学)(1999年取得)
専門分野:日本古代史,史料学
主要研究課題:古代神祇制度の研究,禁裏・公家文庫の研究,延喜式の研究,渡辺村史研究
所属学会:木簡学会,日本歴史学会,日本史研究会,大阪歴史学会,出雲古代史研究会,正倉院文書研究会,古代学協会,東方学会,史学会,日本古文書学会
学歴:東京大学文学部国史学専修課程(1990年卒業)
東京大学大学院人文科学研究科国史学専攻修士課程(1992年修了)
東京大学大学院人文社会系研究科日本文化研究専攻博士課程(1995年単位修得退学)
職歴
1995年 | 放送大学 非常勤講師 |
1996年 | 日本学術振興会 特別研究員(PD) |
1996年 | 宮内庁 書陵部編修課 研究員 |
2003年 | 宮内庁 書陵部編修課 主任研究官 |
2010年 | 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立歴史民俗博物館 研究部 准教授 |
2010年 | 総合研究大学院大学 文化科学研究科日本歴史研究専攻 准教授 併任 |
2021年11月 | 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立歴史民俗博物館 研究部 教授 |
2021年11月 | 総合研究大学院大学 文化科学研究科日本歴史研究専攻 教授 併任 |
主要な業績
著書 | 『古代律令国家と神祇行政』340頁,同成社,2021年6月 |
論文 | 「皮革生産賤視観の発生」(『日本史研究』第691号,pp.1-21,査読有,2020年3月) |
概説書 | 小倉慈司『事典 日本の年号』432頁,吉川弘文館,2019年6月 |
展示図録 | 小倉慈司編著『文字がつなぐ─古代の日本列島と朝鮮半島─』国立歴史民俗博物館平成26年度企画展示図録,247頁,2014年10月 |
科研 | 基盤研究(B)「格・式研究を踏まえた日本古代社会像の再構築」20H01318,2020年4月~2023年3月 |
研究調査活動
※論文と研究業績についてはこちらをご覧ください
機構内共同研究
※◎歴博共同研究、○機構内他機関共同研究、★機構共同研究
- ◎幹研究「死者への行為が形成する認識と社会変容」(2023-2025年度),共同研究員
- ◎基盤研究・館蔵資料型共同研究「『広橋家旧蔵記録文書典籍類』を素材とする中世公家の家蔵史料群に関する研究」(2020-2022年度),共同研究員
- ◎共同利用型共同研究「『年中行事』の基礎的研究」(2023年度),館内担当者
- ○国際日本文化研究センター共同研究「日文研所蔵井上哲次郎関係書簡の研究─一国民国家の始発と終焉」(2022・2023年度),共同研究員
- ★機関拠点型基幹研究プロジェクト「日本歴史文化知の構築と歴史文化オープンサイエンス研究」(2022-2027年度),共同研究員
- ★広領域連携型基幹研究プロジェクト「異分野融合による総合書物学の拡張的研究」:歴博ユニット「延喜式のデジタル技術による汎用化」(2022-2027年度),研究代表
機構外共同研究
- 東京大学史料編纂所一般共同研究「中近世古文書の料紙に関する総合的科学研究」(2022-2023年度),共同研究員
科研費
- 基盤研究(B)「格・式研究を踏まえた日本古代社会像の再構築」(課題番号:20H01318)(2020-2022年度),研究代表者
- 挑戦的研究(萌芽)「忘れられた東アジアの古代塗料「金漆」の復元研究」(課題番号:22K18491)(2022-2024年度),研究代表者
- 基盤研究(A)「「国際古文書料紙学」の確立」(課題番号:19H00549)(2019-2022年度),研究分担者
- 基盤研究(A)「東ユーラシア東辺における古代食の多角的視点による解明とその栄養価からみた疾病」(課題番号:20H00033)(2020-2024年度),研究分担者
- 基盤研究(B)「近代日本における国民国家論の始発と終焉─井上哲次郎関係書簡の分析を通じて」(課題番号:22H00612)(2022-2024年度),研究分担者
展示
館内諸活動
- 正倉院文書複製事業
- 総合誌REKIHAKU編集委員(2021-2022年度)