研究者紹介

坂本 稔

SAKAMOTO Minoru

教授
博物館資源センター長、研究部情報資料研究系
博士(理学)(東京大学)(1994年取得)

専門分野:文化財科学
主要研究課題:同位体分析に基づく年代測定
所属学会:日本文化財科学会,文化財保存修復学会,日本AMS研究協会,応用物理学会
学歴:東京大学理学部化学科(1989年卒業)
東京大学大学院理学系研究科化学専攻修士課程(1991年修了) 
東京大学大学院理学系研究科化学専攻博士課程(1994年修了)

職歴

1994年 国立歴史民俗博物館 情報資料研究部 助手
2004年 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立歴史民俗博物館 研究部 助教授
2007年 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立歴史民俗博物館 研究部 准教授
2008年 総合研究大学院大学 文化科学研究科日本歴史研究専攻 准教授 併任
2013年 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立歴史民俗博物館 研究部 教授
2013年 総合研究大学院大学 文化科学研究科日本歴史研究専攻 教授 併任
2016–2018年 総合研究大学院大学 文化科学研究科日本歴史研究専攻長

主要な業績

著書 坂本稔・横山操編『樹木・木材と年代研究』147頁,朝倉書店,2021年3月
論文 Sakamoto Minoru, Hakozaki Masataka, Nakao Nanae, Nakatsuka Takeshi「Fine structure and reproducibility of radiocarbon ages of middle to early modern Japanese tree rings.」『Radiocarbon』59巻6号, pp.1907-1917,2017年12月
共同研究 坂本 稔編『歴史資料研究における年代測定の活用法に関する総合的研究』国立歴史民俗博物館研究報告176,178頁,2012年12月
外部資金 2022~2026年度科学研究費補助金(基盤A)「高精度単年輪14C測定による弥生から古墳期の暦年較正の高解像度化」研究代表者

研究調査活動

※論文と研究業績についてはこちらをご覧ください

researchmap

機構内共同研究

※★機構共同研究

機構外共同研究

  • 産学連携共同研究「日本産樹木年輪による炭素14年代較正曲線の整備」(2022-2024年度),研究代表者

科研費

  • 基盤研究(A)「高精度単年輪14C測定による弥生から古墳期の暦年較正の高解像度化」(課題番号:22H00026)(2022-2026年度),研究代表者
  • 基盤研究(A)「高精度年代体系による東アジア新石器文化過程─地域文化の成立と相互関係─」(課題番号:22H00019)(2022-2026年度),研究分担者
  • 基盤研究(B)「考古遺跡の高精度編年による人類史再構築のための国際的データベースの作成」(課題番号: 22H00743)(2022-2025年度),研究分担者
  • 基盤研究(S)「酸素同位体比年輪年代法の高精度化による日本列島の気候・生産・人口変動史の定量化」(課題番号:21H04980)(2021-2025年度),研究分担者
  • 基盤研究(C)「中世民家の年代研究」(課題番号:21K04451)(2021-2023年度),研究分担者
  • 基盤研究(A)「過去3万年の極端気候・極端災害史の精密編年に向けた新しい年輪年代法の基盤研究」(課題番号:20H00035)(2020-2024年度),研究分担者
  • 挑戦的研究(萌芽)「エジプト遺跡出土織物資料データベース構築─京都モデルの提案」(課題番号:19K21650)(2019-2022年度),研究分担者
  • 基盤研究(A)「ヘルレン川流域を中心とした匈奴国家中枢地の研究」(課題番号:18H03589)(2018-2022年度),研究分担者

展示