歴史の未来―過去を伝えるひと・もの・データ―
開催概要
開催期間
2024年10月8日(火)~12月8日(日)
※会期中、一部展示替えを行います。
会場
国立歴史民俗博物館 企画展示室A・B
料金
一般1000円(800円)/大学生500円(400円)
※( )は20名以上の団体料金です。
※総合展示も合わせてご覧になれます。
※高校生以下は入館無料です。
※高校生及び大学生の方は、学生証等を提示してください。
(専門学校生など高校生及び大学生に相当する生徒、学生も同様です)
※障がい者手帳等保持者は手帳等提示により、介助者と共に入館が無料です。
※半券の提示で、当日に限りくらしの植物苑にご入場できます。
また、植物苑の半券の提示で、当日に限り博物館の入館料が割引になります。
開館時間
9:30 ~ 16:30(入館は16:00まで)
※開館日・開館時間を変更する場合があります。
休館日
月曜日 (月曜日が休日にあたる場合は開館し、翌日休館)
主催
大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 国立歴史民俗博物館
趣旨
「歴史的快挙」、「前代未聞」…私たちは、過去との比較を通して現在を理解します。過去という存在は、私たちが現在を生き未来へ進むための指標となっています。
記録類や生活道具、語り継がれた記憶など、過去から伝えられたモノは、多くのことを私たちに伝えてくれます。これらを伝えようとした人びとの営みに注目すると、ありふれた過去の中から歴史的な意義を見出し、未来の人びとに継承する意思があることに気づきます。私たちも、現代に起きた大災害や「コロナ禍」という過去を記録し、未来へ伝えようとしています。情報技術(デジタルデータ)の活用はその営みを加速化させ、過去の伝え方も大きく変わろうとしています。
未来の人びとに向けて、私たちはどのような現在を伝えるのでしょうか。本展示では、歴史を伝えるさまざまな営みを紹介し、未来を見通す手がかりを考えていきます。私たちがこれから100年後、2124年に伝えたいものは、はたして何なのかを、この展示から考えてもらえると幸いです。
本展のみどころ
- 国宝「宋版史記(黄善夫刊本)」や重要文化財「洛中洛外図屏風」(歴博甲本=前期展示)(歴博乙本=後期展示)(国立歴史民俗博物館蔵)をはじめ、各地に伝わる重要資料を多数展示。
- 古代の歴史書編纂から2020年以降の新型コロナ関連記録まで、人びとが過去を歴史と捉える営みを考える。
- 国立歴史民俗博物館はどのような社会状況のなかで設立されたのか、戦後以降の関連記録から探る。
- 地域社会と歴史研究者との対話を通して様々な歴史が再発見される経緯を、そこで見いだされた茨城県常陸太田市の正宗寺・文殊院の実物資料などから紹介する。
- 最新技術を活用した歴史資料のデジタル化事情を知り、歴史を伝える新たな取り組みを体験できる。
展示構成
※章の構成と出品作品は変更になる場合があります。また会期中展示替えを行います。
1.過去への注目
―1 オオヤケ(公)の歴史とワタクシ(私)の歴史
古くから人びとは、過去の出来事に様々な意味を見出し、記録する営みを続けてきました。あるときは権威の正統性を示すものとして、またあるときは業務を遂行する上での先例として過去に注目し、行動するための根拠に用いてきました。
―2 過去への関心と検証
戦国期を経て近世に至ると、人びとは多様な好奇心により過去を探求するようになります。先祖が住み暮らした土地へ想いをはせ、系図によって過去と現在をつなぐ活動は、家の来歴を示す新たな記録を生み出していきます。また、過去の事物を集積・筆写する「好古家」たちの活動は、考証の対象として過去の事物を位置づけていきました。
聆涛閣集古帖(れいとうかくしゅうこちょう) 甲冑軍営
江戸時代 国立歴史民俗博物館蔵
19世紀前半にまとめられた『聆涛閣集古帖』には、当時の好古家たちが関心を寄せた様々な過去が模写される。過去の痕跡を精密に記録する資料を通して、人びとの過去に対するまなざしをしることができる。
―3 古器旧物から文化財へ
明治維新という変革のなかで西洋社会と対峙すると、全国各地で新たな価値観と過去とのせめぎ合いが繰り広げられます。急速に変わりゆく社会のなかで過去の事跡を守り伝える活動は各地で展開し、その過程で膨大な記録編纂や収集活動が行われます。
白石市指定文化財 静山漫録(せいざんまんろく)68冊
明治時代 個人蔵(宮城県白石市教育委員会寄託)
※前期・後期で場面替えあり
旧仙台藩士・遠藤允信(えんどうさねのぶ)が20年近くにわたって集積した記録群。
遠藤允信は、明治期に神祇官や各地の神社の宮司などを務めた。明治維新以降、全国各地で古器旧物の消滅に強い危機感を抱いた允信は、独力で各地の古文書等の調査を実施し、漫録に調査内容を集積していく。
扁額「林泉文庫」(りんせんぶんこ) 大正時代 個人蔵
山形県米沢市の郷土史家・伊佐早謙(いさはやけん)は、旧米沢藩主・上杉家の史料編纂を委嘱され、米沢に関わるあらゆる記録を収集する。さらに、沖縄県令となった上杉茂憲の事跡調査で沖縄を訪問した伊佐早は、当時散逸の危機に瀕していた琉球漢詩文等も収集している。
1万点を超える資料群は、「林泉文庫」と名付けられ、伊佐早の没後、遺言により大半が上杉家に寄贈された。
2.過去の消滅 ~危機との対峙~
―1 戦後社会と保存運動
戦後の混乱から高度経済成長期にかけて、地域社会に伝わった膨大な歴史資料をどのように守り伝えるか、大きな議論が沸き起こります。歴史は誰がどのように残すべきかをめぐる議論のなかで、地域社会における歴史文化のあり方や歴史資料の伝え方が争点となります。この時期に設立が検討されていた国立歴史民俗博物館には、いかなる役割が求められていたのでしょうか。
国立歴史民俗博物館 誕生秘話
戦後以降、歴史・民俗・考古などの関連学会から国立の歴史系・民俗系博物館の設置を求める意見が出されていました。やがて、こうした声が具体的な構想へと展開し、現在の国立歴史民俗博物館へつながっていきます。もっとも、その設立に際しては、当時の資料保存をめぐる全国的な状況とも関わって多数の意見が噴出します。本展示では、歴博誕生前夜における社会状況や学術団体、地域社会の様々な思惑や活動について紹介します。
―2 地域社会の変容と向きあう
過疎化が進行する現代社会では地域における歴史資料の継承が大きな課題となっています。各地域では多様な担い手により保存・継承に向けた模索が行われ、資料に新たな意義を見出す試みも進められています。
2019~24年発見の新資料!
常陸太田市天神林町文殊院から発見された大般若経は、茨城史料ネットによって整理・調査がおこなわれ、地域をとりまくさまざまな状況が明らかになっています。
本年7月に茨城大学、常陸太田市郷土資料館で公開されたばかりの資料を、今回歴博でも展示します。
大般若経 室町時代 文殊院蔵
大般若経 鎌倉時代 文殊院蔵
地域に伝えられる多様かつ膨大な歴史文化を継承するためには、資料所有者や地域住民等との対話が重要になる。古くから各地で実施されていた資料を点検する作業として、気候の良い乾燥した日を選び書物や美術品などの虫干しをする「曝涼(ばくりょう)」がある。この作業を保存・公開事業として発展させた茨城県常陸太田市では、所蔵者や地域住民、自治体、大学等が連携した「集中曝涼」を開催し、近年では寺社や個人が管理するさまざまな文化財を理解する取り組みとして交流が進められている。本年も10月に行われる予定。
―3 大規模災害の時代
頻発する大災害は、現代社会における特徴のひとつです。被災地から歴史的・文化的なものを救い出し、未来へ伝える活動が展開しています。過去から受け継がれたものを未来へつなぐための実践が広がっています。
3.現代という過去 ~経験の記録~
―1 多様化する歴史資料
歴史的なる存在は、決して遠い過去に限ったものだけではありません。私たちが経験したものごとも、歴史のなかに位置づけられていきます。記録技術の発達により、様々な事物を残すことが可能となった現代社会のなかで、歴史資料の範囲も劇的に広がっています。
ふだんぎの会「ふだんぎ」 昭和時代~ 個人蔵
普通の人びとが身の回りのことを書く「ふだん記」という活動が1970年代に東京・八王子で起こった。個人が自らの歴史を描く「自分史」が広く普及するきっかけともなった。
―2 歴史としての社会運動
各地で社会運動が多発するなか、活動の経過は記録され継承されています。当時の人びとの社会的関心やその背景を伝える資料として、多くの記録が残されています。
―3 震災の記憶と記録
阪神・淡路大震災など社会を揺るがす大災害では、その対応過程や復旧・復興にむけた一連の経過を歴史的事象として残し伝える活動が進展します。「震災資料」と呼ばれるこれらの取り組みは、人びとの災害経験を歴史として見出すものでもあります。
看板「須磨区被災者の広場 しんげんち」
平成時代 人と防災未来センター蔵
避難所等での生活経験やそこでの記憶を伝えるために、様々なものが資料として見いだされ、継承されている。
―4 コロナという時代
世界的な現象として私たちが対峙した「コロナ禍」。日々の生活が大きく変容するこの時代を歴史として伝え、新たな歴史資料を見いだす取り組みが各地で行われています。今後このパンデミックは、どのような過去として記憶され伝えられていくのでしょうか。
4.情報技術の誕生と資料理解の変化
―1 資料をデジタル化するということ
ここからは歴史資料へのコンピュータ応用についてみていきます。そもそも、歴博では20世紀から歴史資料のデジタル化に挑戦してきました。それは、ものから情報を抽出し、その情報から過去を見出し、歴史資料化していく過程そのものでもあり、その行為をより分かりやすく伝えるものでした。
重要文化財「紙本著色洛中洛外図屏風(歴博甲本)」右隻 16世紀前半 国立歴史民俗博物館蔵
展示期間 10/8~11/10
※11/12~12/8は 重要文化財「洛中洛外図屏風(歴博乙本)」を展示。
現存する洛中洛外図屏風の中で最も古いとされる(甲本)。16世紀における京都の風景をよく示したもの。今回は、この洛中洛外図屏風の画像を、原本とともに大型の4Kタッチパネルディスプレイでも展示し、大画像でじっくり見てもらいます。
―2 現物の複製とデータ化
歴史資料の複製というと、現在はどうしてもデジタル化というイメージを持ちます。しかし、複製という行為はデジタルコピーに限りません。現物をアナログコピーする行為も、昔から連綿と続けられてきています。複製という行為は、展示などでのイミテーションを作るということではありません。複製することにより、現物ではできない調査を行うことができ、かつ現物が万一失われたさいの貴重なバックアップともなりうるのです。ここでは、正倉院文書を事例にアナログ複製の意義とデジタル複製の意義を考えます。
5.技術の進展とデジタル技法の「いま」
―1 国際化する技術と資料
歴史資料のデジタル化技術も当然進展してきています。それは機械そのものが発展しているだけではなく、目に見えないところでの発展という側面があります。日本の歴史資料が、世界中で見られ、活用されるようになるための技術の発展の様子を、実際の資料とともに見ていきます。
国宝「宋版史記(黄善夫刊本) 第三冊」
南宋時代か 国立歴史民俗博物館蔵
展示期間 10/8~11/10
※11/12~12/8は「第九冊」を展示
南宋時代に司馬遷の歴史書「史記」を版本として出したもの。三注合刻本で、全130巻完存した本としては現存最古のもの。
―2 「市民」化する技術と資料
デジタル化は、歴史資料の国際化を進めるだけではなく、多くの人が歴史資料の記録や活用の場に携わることができる「場」の提供を可能にしてきました。歴史資料をみんなで読み解いてみたり、街の中にふと存在する過去を発見し、それをみんなで記録したりできるようになってきました。
みんなで翻刻 について
https://honkoku.org
国立歴史民俗博物館や大学が運営する「みんなで翻刻」は、江戸時代以前に書かれた地震記録などの史料を、市民と協働して、「みんな」で翻刻(文字起こし)するプロジェクトです。これまでに3,000人以上が翻刻に参加し、3,800万文字が入力されました。
6.未来の歴史資料像と博物館
―1 テキストを空間に変換する
博物館では、「小難しい」歴史資料をわかりやすく展示することが試みられます。模型や動画はその大きな機能を果たすものであったでしょう。最近のデジタル技術では、模型や動画を超えて、空間をデジタルで再現することが試みられています。そのようなデジタルによる空間の再現により、資料に書かれていたことを「多様に学ぶ」試みが行われています。
―2 デジタルで見えること/本物で見えること
歴史資料のデジタル化は、博物館での資料の見せ方も変えてきています。現物の展示では絶対に見ることができないところでも、デジタルデータを使って見せることができます。3Dデータや、人の動きを検知するシステムを使うことで、さらに楽しくそれらを実感することもできます。同時に、デジタルでは絶対に再現することができない「本物ならでは」も存在します。そのようなデジタル/アナログの関係を見ていきます。
小袖の3Dモデル
龍谷大学先端理工学部 曽我研究室
紅絖地御簾檜扇模様絞縫振袖
江戸時代 国立歴史民俗博物館蔵
展示期間 10/8~11/10
―3 新たな歴史資料活用の可能性
ここまで見てきたような、歴史資料の可能性をひらくための技術は、歴史資料を未来につなぐためにどのような貢献をしているのでしょうか。歴史資料に対する実験的なデジタル化の試みと、3D復元による仏像「お身代わり仏像」から、未来への可能性を見ていきたいと思います。
極楽寺菩薩坐像〔複製〕
(原品 極楽寺蔵 重要文化財)
和歌山県立博物館蔵
かつらぎ町にある極楽寺本尊・如意輪観音半跏像(江戸時代)の胎内から、発見された金銅仏を3Dプリンタで複製したもの。デジタルデータによる作成だが、多くの人の思いが連なり、文化や資料を継承する取り組みとなっている。
エピローグ
ここまで、人々が過去をどのように見つめてきたのか、そのために用いてきた「歴史資料」とはどのようなものであり、それをどのように取り扱ってきたのかを見てきました。人々の生活や文化の記録を多く受け継いできた私たちが未来へと何を渡さなければいけないのでしょうか。過去と現在をどのように未来につなげるのか、今後も一緒に考え続けていければと思います。
展示プロジェクト委員
展示代表〔B室担当〕:後藤 真
(国立歴史民俗博物館 研究部 准教授)
福岡県北九州市出身。
専門分野は人文情報学・情報歴史学。
主な研究テーマは、歴史情報のデジタルインフラの構築と、それを活用した歴史資料解析。さらに地域の人々や学問の垣根を超えた歴史学の手法の構築に関する研究を進める。
展示副代表〔A室担当〕:天野 真志
(国立歴史民俗博物館 研究部 准教授)
島根県浜田市出身。
専門分野は日本近世・近代史、資料保存。
主な研究テーマは、日本近世・近代を中心とした政治・社会史研究、地域歴史文化の保存・継承に関する研究など。
展示プロジェクト委員 ※五十音順
館外
相川 陽一 (長野大学 教授)
岡田 義広 (九州大学 教授)
佐藤 琴 (山形大学 准教授)
曽我 麻佐子(龍谷大学 准教授)
高橋 修 (茨城大学 教授)
南 勇輔 (与論町教育委員会 学芸員)
宮間 純一 (中央大学 教授)
安岡 健一 (大阪大学 准教授)
山内 利秋 (九州医療科学大学 准教授)
吉川 圭太 (神戸大学 講師)
館内
小倉 慈司 (研究部 教授)
川邊 咲子 (研究部 特任助教)
工藤 航平 (研究部 准教授)
澤田 和人 (研究部 准教授)
橋本 雄太 (研究部 准教授)
三上 喜孝 (研究部 教授)
関連する催し物
歴博講演会
第455回「過去と向き合う人びと-明治期の歴史調査と保存運動-」
2024年10月12日(土) 13:00~15:00 本館講堂
講師:天野 真志
第456回「歴史の未来を見据える-情報技術・AIと歴史学-」
2024年11月9日(土) 13:00~15:00 本館講堂
講師:後藤 真
※歴博講演会についての詳細は、「展示・イベント」の各ページをご覧ください。
国際シンポジウム
「歴史資料の多様性を問い直す」
2024年10月25日(金) 13:00-17:00 本館講堂およびオンライン開催(要事前申込)
登壇者:Adrien Carbonnet 氏、山本 まゆみ 氏、安岡 健一 氏、後藤 真
※国際シンポジウムについての詳細は「研究イベント」の該当ページをご覧ください
ギャラリートーク
展示期間中、展示プロジェクト委員によるギャラリートークを開催します。
日程 | 時間 | 担当者 | 解説場所 | 集合場所 |
---|---|---|---|---|
10月12日(土) | 11:00~12:00 | 佐藤 琴 氏(山形大学 学士課程基盤教育院 教授) 天野 真志(研究部 准教授) |
企画展示室A・1章 | 企画展示室A入口 |
10月19日(土) | 13:00~14:00 | 川邊 咲子(研究部 特任助教) 天野 真志(研究部 准教授) |
企画展示室A・2章/3章 | 企画展示室A入口 |
10月26日(土) | 13:00~14:00 | 工藤 航平(研究部 歴史研究系 准教授) | 企画展示室A・2章 | 企画展示室A入口 |
11月2日(土) | 13:00~14:00 | 三上 喜孝(研究部 教授) 小野塚 航一(研究部 特任准教授) |
企画展示室A・1章 | 企画展示室A入口 |
11月9日(土) | 11:00~12:00 | 後藤 真(研究部 准教授) | 企画展示室A・3章後半/企画展示室B | 企画展示室B入口 |
11月16日(土) | 13:00~14:00 | 後藤 真(研究部 准教授) 小倉 慈司(研究部 歴史研究系 教授) |
企画展示室A・3章後半/企画展示室B | 企画展示室B入口 |
11月23日(土) | 13:00~14:00 | 橋本 雄太(研究部 准教授) | 企画展示室B | 企画展示室B入口 |
12月7日(土) | 13:00~14:00 | 後藤 真(研究部 准教授) | 企画展示室A・3章後半/企画展示室B | 企画展示室B入口 |
※集合場所につきましては上記をご覧ください。
※入館料が必要となります。
※日時・担当者は予告なく変更する場合がありますのでご了承ください。
※内容は変更する場合があります。ご了承ください。
企画展示「歴史の未来-過去を伝えるひと・もの・データ-」関連参加型企画 “100年後に残したいものをアーカイブしよう”
期間:2024年8月8日(木)~11月8日(金)
※企画展示関連参加型企画についての詳細は「プレスリリース」の該当ページをご覧ください
図録及び販売物についてのお問い合わせ財団法人 歴史民俗博物館振興会
電話:043-486-8011(9時30分から17時00分まで)/ E-mail: shop@rekishin.or.jp