研究者紹介
天野 真志
AMANO Masashi
准教授
研究部
博士(文学)(東北大学)
専門分野:日本近世・近代史,資料保存
主要研究課題:日本近世近代移行期における政治・社会史研究,近世・近代社会における地域の由緒に関する研究,地域歴史文化の保全・継承に関する研究,地域歴史文化資料の災害対策に関する研究
所属学会:文化財保存修復学会,明治維新史学会,歴史学研究会,東北史学会,日本古文書学会,日本アーカイブズ学会,歴史科学協議会
学歴:富山大学人文学部人文学科(2004年卒業)
東北大学大学院文学研究科博士前期課程(2006年修了)
東北大学大学院文学研究科博士後期課程(2010年単位取得退学)
職歴
2010–2012年 | 東北大学 東北アジア研究センター 教育研究支援者 |
2012–2017年 | 東北大学 災害科学国際研究所 助教 |
2017年7月–2022年3月 | 人間文化研究機構 研究推進センター 研究員 |
2017年7月–2022年3月 | 併任 国立歴史民俗博物館 特任准教授 |
2022年4月– | 国立歴史民俗博物館 准教授 |
主要な業績
著書 | 『幕末の学問・思想と政治運動』吉川弘文館,260頁,2021年4月10日 |
共編著 | 『地域歴史文化継承ガイドブック』文学通信,248頁,2022年3月8日 |
論文 | 「出羽国秋田藩の文書調査と由緒管理」,『常陸大宮市史研究』3,pp.13-32,2020年3月 |
論文 | 「災害経験をめぐる記憶の行方」,『歴史学研究』1005,pp.28-33,2021年2月 |
研究調査活動
※論文と研究業績についてはこちらをご覧ください
機構内共同研究
※◎歴博共同研究、★機構共同研究
- ◎基幹研究「死者への行為が形成する認識と社会変容」(2023-2025年度),共同研究員
- ◎基盤研究・課題設定型共同研究「中世日本の地域社会における都市の存立と機能の研究」(2022-2024年度),共同研究員
- ◎共同利用型共同研究「三大考」論争関係資料の調査研究」(2023年度),館内担当者
- ★ネットワーク型基幹研究プロジェクト「歴史文化資料保全の大学・共同利用機関ネットワーク事業」歴博拠点「共創的資料保存の構築に向けたネットワーク研究拠点」(2022-2027年度),研究代表
- ★機関拠点型基幹研究プロジェクト「日本歴史文化知の構築と歴史文化オープンサイエンス研究」(2022-2027年度),共同研究員
- ★広領域連携型基幹研究プロジェクト「横断的・融合的地域文化研究の領域展開:新たな社会の創発を目指して」:歴博ユニット「フィールドサイエンスの再統合と地域文化の創発」(2022-2027年度),共同研究員
- ★広領域連携型基幹研究プロジェクト「横断的・融合的地域文化研究の領域展開:新たな社会の創発を目指して」:民博ユニット「地域文化の効率的な活用モデルの構築」(2022-2027年度),共同研究員
- ★広領域連携型基幹研究プロジェクト「横断的・融合的地域文化研究の領域展開:新たな社会の創発を目指して」:国文研ユニット「人口減少地域におけるアーカイブズと歴史文化の再構築」(2022-2027年度),共同研究員
機構外共同研究
- 東京大学史料編纂所一般共同研究「中近世古文書の料紙に関する総合的科学研究」(2022-2023年度),研究分担者
- 岡山大学文明動態学研究所共同研究「岡山を中心とした地域歴史資料の保全と活用に関する基礎的研究」(2022年度),研究分担者
科研費
- 特別推進研究「地域歴史資料学を機軸とした災害列島における地域存続のための地域歴史文化の創成」(課題番号:19H05457)(2019~2023年度),研究分担者
- 基盤研究(A)「「国際古文書料紙学」の確立」(課題番号:19H00549)(2019~2022年度),研究分担者
- 基盤研究(A)「恒久的保存に向けた災害被災資料の特性解明と保存環境の構築」(課題番号:20H00021)(2020~2024年度),研究分担者
- 基盤研究(A)「現実世界と電子世界の融合で被災地復興に寄与する次世代MLA」(課題番号:22H00011)(2022~2027年度),研究分担者
- 基盤研究(B)「近世・近代日本における「富国」論の政治的・社会的機能に関する研究」(課題番号:21H00563)(2021~2024年度),研究分担者
展示
館内諸活動
- 総合誌REKIHAKU編集委員(2022-2023年度)