研究者紹介
工藤 航平
KUDO Kohei
准教授
研究部
博士(文学)
専門分野:日本近世史,地域文化史
主要研究課題:近世社会における知識の多様性とその構築・継承プロセスの解明,民間所在資料の保存
所属学会:地方史研究協議会,日本歴史学協会,日本アーカイブズ学会,日本教育史研究会,関東近世史研究会
学歴:東京学芸大学教育学部(2000年卒業)
東京学芸大学大学院教育学研究科社会科教育専攻修士課程(2004年修了)
総合研究大学院大学文化科学研究科日本歴史研究専攻博士課程(2010年修了)
職歴
2005年 | 埼玉県立文書館 公文書担当 嘱託職員 |
2010年 | 国文学研究資料館 研究部 機関研究員 |
2013年 | 東京都公文書館 史料編さん担当 公文書館専門員 |
2022年 | 国立歴史民俗博物館 研究部 歴史研究系 准教授 |
主要な業績
著書 | 『近世蔵書文化論─地域〈知〉の形成と社会─』457頁,勉誠出版,2017年11月 |
論文 | 「北海道所在の民間アーカイブズの特質─分割管理された「移住持込文書」の伝来と意義─」(国文学研究資料館編『社会変容と民間アーカイブズ─地域の持続へ向けて─』,pp97-129,勉誠出版,2017年3月) |
論文 | 「幕末期江戸周辺における地域文化の自立」,『関東近世史研究』第65号,pp4-50,関東近世史研究会, 2008年10月,査読有 |
論文 | 「八丈島流人アーカイブズの概要調査報告─都有形文化財「八丈民政資料」の伝来と構造─」,『東京都公文書館調査研究年報〈WEB版〉』第5号,pp.1-24,東京都公文書館,2019年3月,査読無 |
論文 | 「日本近世社会における知識形成と蔵書文化」,『歴史学研究』第1031号,pp1-11頁,績文堂出版, 2023年1月,査読有 |
研究調査活動
※論文と研究業績についてはこちらをご覧ください
機構内共同研究
※★機構共同研究
- ★機関拠点型基幹研究プロジェクト「日本歴史文化知の構築と歴史文化オープンサイエンス研究」(2022-2027),共同研究員
- ★ネットワーク型基幹研究プロジェクト「歴史文化資料保全の大学・共同利用機関ネットワーク事業」歴博拠点「共創的資料保存の構築に向けたネットワーク研究拠点」(2022-2027年度),共同研究員
- ★日本関連在外資料調査研究「外交と日本コレクション─19世紀在外日本資料の世界史的文脈による研究と現地およびオンライン空間における活用」(2022-2027),共同研究員
科研費
- 研究活動スタート支援「日本近世における民衆の知識形成・継承・共有の特質に関する研究」(課題番号:22K20065)(2022-2023年度),研究代表者
- 基盤研究(B)「幕末外交と贈答美術品─遣米・遣欧使節団の贈品を中心に」(課題番号: 21H00490)(2021-2024年度),研究分担者
展示
館内諸活動
- 資料調査研究プロジェクト「棟梁鈴木家資料」(2022-2024年度),研究代表者
- 第449回歴博講演会「知を編む人びと―江戸時代の蔵書文化―」(2024.1.13)
- 総合誌REKIHAKU編集委員(2023-2024年度)