古代荘園と在地社会についての高度情報化研究
基盤研究(C)一般
古代荘園と在地社会についての高度情報化研究
研究代表者 | 仁藤 敦史(本館・研究部) |
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研究目的
通説では国家的土地所有の最盛期と位置付けられている八世紀において、なぜ七世紀以来の王族の家産や家政機関が必ずしも解体されず、王族家産として奈良時代にも公的に認知継承されていくのかという疑問=「問い」が端緒となり、奈良時代前後の私的土地経営の流れを再検討するという課題の解明が必要となった。
そこで、古代資料についての資料単位の調査研究実績を踏まえ、非破壊分析や史料情報の高度情報化により、総合的な古代荘園像を描くことを目的とする。