第40回「大和の古代寺院の年頭儀礼と鬼追い行事、その伝承」
開催要項
日程
2023年5月13日(土) 13:30~15:30
場所
国立歴史民俗博物館 講堂
定員
定員240名(定員は予告なく変更する場合があります)
参加費
無料
主催
国立歴史民俗博物館
協力
国立歴史民俗博物館友の会
上映作品
民俗研究映像『薬師寺花会式〜行法と支える人々〜』(2007年、松尾恒一、71分)
内容
薬師寺の花会式は、もともと二月の仏教行事「修二会(しゅにえ)」として行われておりますが、現在は3月末にその年の年頭の祈願として行われています。美しい手作りの造花が本尊の薬師様の前に飾られることよりその名がありますが、七日間の行法の最終日には、鬼追いの行事が行われます。太鼓・銅鑼・法螺貝が激しく鳴らされる中で、毘沙門天が鬼を追い払い、参拝者が歓声をあげます。現在、開催中の特集展示『来訪神、姿とかたち-福の神も疫神も異界から-』の関連作品として上映いたしますので、本特集展示をあわせてご覧いただきたいと思います。
解説
松尾 恒一(本館民俗研究系教授)